9/19(火)に初めて名古屋市議会を傍聴してきました。
40歳以上で末期がんと診断されると認定されれば介護保険が使えます。でも、20~39歳では介護保険は使えません。人生の最期を自宅で迎えたいと思っても経済的に、また家族へたくさんの負担がかかります。だから、人生の最期を自宅で迎えたいと望むことすら憚られます。20~39歳の若年成人を国は助けてくれません。
ただ、兵庫県や横浜市など一部自治体には「若年者ターミナルケア支援事業」と言う制度があり、20~39歳であっても介護保険同等の支援が受けられます。
同じ日本に住んでいても、住んでいる地域によって差があります。
数年前に「若年者ターミナルケア支援事業」を知り、名古屋にもあったらな、と思いました。
名古屋にもこの制度が欲しいと切実に思いました。
その思いは昨年夏より強くなり、働きかけをしたいと思いました。でも、誰にどのようにしたら良いか全くわかりませんでした。
この1年ほど、他の地域のことを調べたり、病気つながりの方に相談していくうちに名古屋市議の方につないでいただく事ができました。
そして9/19(火)、自民党名古屋市議の西川ひさし議員が「若年ターミナルケア支援事業」の導入について9月定例議会で質問して下さいました。
当局からは「制度導入にあたっては、早期に前向きに判断する」と言う答弁が得らました。(これは良い方向に向かうと言うことだそうです。)名古屋も一歩前進です。
その記事が昨日の中日新聞朝刊(名古屋)市民版に結構大きく掲載されました。
また、録画中継を下記のリンク先からご覧戴くことが出来ます。動画の5分30秒くらいからがその内容です。
西川議員は質問の中でくまの間のことも話してくださいました。
名古屋の若年がん患者さんが希望を持って治療でき、例えば若くして最期を迎えなくてはならなくなっても安心して暮らせますように。
長文、最後まで読んでいただきありがとうございます。